賢治のふるさと岩手から発信します。

こちらはエッセイスト、絵本作家・澤口たまみのページです。

宮澤賢治の後輩として、その作品を親しみやすく紹介すること、身近な自然や小さないのちをテーマに絵本を作ることをライフワークとしています。

※新着記事、ウェブ連載「宮澤賢治 愛のうた 最終版」は、メニューをクリックしてご覧くださいませ。

©Tamami Sawaguchi 無断転載を禁じます。

◆本の仕事

●『宮澤賢治おはなし30選クラムボンはかぷかぷわらったよ』(依田美智子さん・絵/岩手日報社/2021年)

宮澤賢治のおはなしから30編を選んで、読みやすくダイジェストしたあらすじに、易しい解説を添えています。賢治をこれから読む方はもちろん、読み直したい方にもおすすめします。

全国の書店さんでお取り寄せ可能です。

『新版 宮澤賢治 愛のうた』(夕書房/横山雄さん・絵/2018年)

女性とは縁がなかったとされる宮澤賢治ですが、じつは相思相愛の恋をしていました。その恋は賢治の作品にどのように記されているのか、読み解きを試みています。読み解きを続けるなかで、賢治の恋人だった大畠ヤスさんのご遺族から、「ふたりの恋はほんとうです」とのお言葉をいただいています。

宮澤賢治の恋の読み解きは、『宮澤賢治 愛のうた』(もりおか文庫/2010年)から内容を深めてまいりました。現在は、このホームページに連載している「宮澤賢治 愛のうた 最終版」に、未発表の内容を加筆した『宮澤賢治 クラムボン 百年の謎解き』(私家版/2022年6月刊行予定)を準備しております。

◆絵本の仕事

●『はるのにわで』(米林宏昌さん・絵/福音館書店/2022年)

絵本の仕事は30冊あまりになりますが、その最新刊はこちらです。絵を、アニメーション監督で「借りぐらしのアリエッティ」などで知られた米林宏昌さんが描いてくださいました。目を凝らせば足もとにいる小さないのちの、大きな輝きに出会ってほしいという願いをこめています。

◆朗誦伴奏の試み

宮澤賢治は、自らの文学に「音楽」が必要だと考えていました。オルガンやチェロを学んでいたのは、自作の朗読に即興で伴奏を添えるためで、賢治はそれを「朗誦伴奏」と呼びました。わたくしは演奏家の協力を得て朗誦伴奏を試み、「Tama&KumaQuattroM」のレーベルでオリジナルCDを制作しています。ていねいな作品解釈で、賢治の思いをいまに伝えたいと考えています。

●宮澤賢治朗誦伴奏CDシリーズ

CDは10枚が完成しております。『宮澤賢治おはなし30選クラムボンはかぷかぷわらったよ』(岩手日報社)とあわせてお聴きいただくのに最適です。

・2020年制作

「やまなし」「畑のへり」「鹿踊りのはじまり」「なめとこ山の熊」「水仙月の四日」

税込み2,750円

・2021年制作

「虔十公園林」「土神ときつね」「よだかの星」「オツベルと象」「セロ弾きのゴーシュ」

税込み3,080円

お求めはBASEストアが便利です。バナーをクリックしてご覧ください。

※店頭で販売してくださる場合には卸価格となります。連絡先メールアドレス(kenjiroushou@gmail.com )よりご連絡くださいませ。

朗誦伴奏CD演奏家 石澤由松(いしざわ・よしまつ)プロフィール

ベーシスト。昭和24年、岩手県北上市生まれ。スタジオミュージシャンとして国内外で活動、童謡から演歌、クラシック、ジャズ、ロックまで、ジャンルを問わない演奏に定評がある。テレビでは、ドリフターズの「8時だよ! 全員集合」でヒゲダンスを演奏していたほか、「小川宏ショー」から「11pm」まであらゆる番組に出演。ステージでは、ジョージ川口、菅野邦彦、木の実ナナをはじめ国内外の多くのタレントと共演。2018年より、宮澤賢治作品の朗読に即興で伴奏を添える朗誦伴奏の活動を始め、自主制作CD「宮澤賢治 朗誦伴奏」シリーズで音楽を担当する。岩手県盛岡市在住。

※2022年2月、石澤由松と演奏者名を改めております。

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プロフィール

澤口たまみ(さわぐち・たまみ)

エッセイスト・絵本作家。昭和35年、岩手県盛岡市生まれ。1990年『虫のつぶやき聞こえたよ』(白水社)で日本エッセイストクラブ賞、2017年『わたしのこねこ』(絵・あずみ虫、福音館書店)で産経児童出版文化賞美術賞を受ける。宮澤賢治作品の読み解きを続けており、エッセイに『新版 宮澤賢治 愛のうた』(夕書房)、近刊に『宮澤賢治おはなし30選クラムボンはかぷかぷわらったよ』(岩手日報社)がある。宮澤賢治作品を即興による伴奏とともに朗読する「宮澤賢治 朗誦伴奏CD」を自主制作している。岩手県紫波町在住。

◆著作一覧

エッセイ
*『虫のつぶやき聞こえたよ』
 1989年 白水社
*『岩手の野草』
 1990年 岩手日報社
*『それぞれの賢治』
 細川剛・写真
 1992年 世界文化社
*『キラキラ光って、きれい 虫たちの身近な話』
 阿部陽子・絵
 1993年 徳間書店
*『プロポーズはやめられない 虫たちの恋愛事情』
 1994年 講談社
*『昆虫楽園 インセクト・パラダイス』
 市居みか・絵
 2008年 山と渓谷社
*『宮澤賢治 雨ニモマケズという祈り』
 小松健一・写真、重松清・共著
 2011年 新潮社
*『新版 宮澤賢治 愛のうた』
 2018年 夕書房
*『宮澤賢治おはなし30選クラムボンはかぷかぷわらったよ』
 2021年 岩手日報社

絵本
*『いもむし けむし』
 藤枝つう・絵
 1994年 福音館書店「かがくのとも」
*『かまきりさん どうしたの』
 あべ弘士・絵
 1994年 福音館書店「こどものとも年中向け」
*『はるのはやしで みつけたよ』
 細川剛・写真
 1997年 福音館書店「かがくのとも」
*『虫の生き方ガイド』
 あべ弘士・絵
 1997年 福音館書店「たくさんのふしぎ」
*『電子の虫めがね』
 西永奨・写真
 2000年 福音館書店「たくさんのふしぎ」
*『見つけたよ! 自然のたからもの』
 かみやしん・絵
 吉谷昭憲・図版(動物) 島津和子・図版(植物)
 2002年 福音館書店(単行本)
*『わたしの あかちゃん』
 津田真帆・絵
 2004年 福音館書店「かがくのとも」
 ⇒2007年 単行本化
*『むしっこいちば』
 近藤薫美子・絵
 2004年 教育画劇(単行本)
*『そらいろの けもの』
 あべ弘士・絵
 2004年 福音館書店「かがくのとも」
*『すういの とん くにゃり』
 福知伸夫・絵
 2006年 福音館書店「ちいさなかがくのとも」
*『けやきと とりと やどりぎと』
 かみやしん・絵
 2006年 福音館書店「かがくのとも」
*『みつけたよ、さわったよ! にわのむし』
 田中清代・絵
 2007年 福音館書店「かがくのとも」
 ⇒2013年 単行本化
*『あめだ あめだ くわっ くわっ くわっ』
 降矢なな・絵
 2008年 福音館書店「ちいさなかがくのとも」
*『しおだまり さわってごらん いその いきもの』
 三輪一雄・絵
 2009年 福音館書店「かがくのとも」
*『はい! うさぎです』
 はたこうしろう・絵
 2010年 福音館書店「ちいさなかがくのとも」
*『だんごむしの おうち』
 たしろちさと・絵
 2012年 福音館書店「ちいさなかがくのとも」
 ⇒2018年単行本化
*『こまゆばち』
 舘野鴻・絵
 2012年 福音館書店「かがくのとも」
*『テントウムシの いちねん』
 MAYA MAXX・絵
 2013年 福音館書店「かがくのとも」
*『くり くり くりひろい』
 サイトウマサミツ・絵
 2013年 福音館書店「ちいさな かがくのとも」
*『かまきりとしましまあおむし』
 降矢なな・絵
 2014年 農文協(単行本)
*『いもむしってね…』
 あずみ虫・絵
 2014年 福音館書店(単行本)
*『とんぼ とんぼ あかとんぼ』
 サイトウマサミツ・絵
 2015年 福音館書店「ちいさな かがくのとも」
*『あまがえる、のはらへ』
 磯部光太郎・絵
 2016年 福音館書店「ちいさな かがくのとも」
*『わたしの こねこ』
 あずみ虫・絵
 2016年 福音館書店(単行本)
*『ゆきふり』
 斉藤俊行・絵
 2017年 福音館書店「かがくのとも」
*『ようこそぼくのてのひらへ』
 たしろちさと・絵
 2017年 福音館書店「ちいさなかがくのとも」
*『カーテンふわり』
 どいかや・絵
 2017年 福音館書店「こどものとも0、1,2」
*『しろつめくさ あかつめくさ』
 安井寿磨子・絵
 2017年 福音館書店「かがくのとも」
*『たんぼに あおぞら みつけたよ!』
 山口哲司・絵
 2018年 福音館書店「ちいさなかがくのとも」
*『なりすますむしたち』
 舘野鴻・絵
 2018年 福音館書店「かがくのとも」
*『どんぐりころころむし』
 たしろちさと・絵
 2019年 福音館書店「ちいさなかがくのとも」
*『つっぴーちゅるる』
 サイトウマサミツ・絵
 2020年 福音館書店「ちいさなかがくのとも」
*『ふきのはのうえに』
 磯部光太郎・絵
 2021年 福音館書店「ちいさなかがくのとも」
*『はるのにわで』
 米林宏昌・絵
 2022年 福音館書店(単行本)


児童書
*『何てったって、虫が好き』
 あべ弘士・絵
 1995年 大日本図書
*『ふしぎな友だち 見つけたよ』
 藤枝つう・絵
 1998年 大日本図書

文庫
*『親子で読みたい「宮沢賢治」』
 2009年 PHP研究所
*『宮澤賢治 愛のうた』
 2010年 盛岡出版コミュニティー

翻訳
*『庭仕事の素敵な友だち』
 アリソン・M・スターチャー・著
 1997年 筑摩書房

朗誦伴奏CD
*やまなし
 2020年4月
*畑のへり
 2020年6月
*鹿踊りのはじまり
 2020年8月
*なめとこ山の熊
 2020年10月
*水仙月の四日
 2020年12月
*虔十公園林
 2021年3月
*土神ときつね
 2021年5月
*よだかの星
 2021年7月