2025年も、皆さまにたいへんお世話になりました。心より感謝いたします。

・1月 神保町ブックハウスカフェにて、心象スケッチを中心とした宮澤賢治の朗誦伴奏会を開催。ゲストにバイオリニストの太田惠資さんをお迎えする。首都圏の皆さんにご挨拶できた。ことし旅立たれた方にも、お目にかかってお話しできたことが、せめてもの幸いだった。
・2月 宮澤賢治の作品に絵を描かれる作家さんを案内し、岩手の雪景色を巡る。素晴らしい作品の誕生に関われることが幸い。
・3月 つくばのえほんやなずなさんをお訪ねし、実験植物園で念願だったセツブンソウに会う。

・4月 福音館書店の月刊かがくのとも『あまがえる~たんぼのこえ』ができる。絵は羽尻利門さん。
・5月 岩手の新緑の美しさが改めて目にしみる。
・6月 勤め先の「保育内容 環境」の講義でシロツメクサの花かんむりを作る。学生さんたちとの散歩、幼稚園での自然観察会など、幼児教育の現場で自然のかけがえのなさを伝えられることに感謝。

・7月 福音館書店の月刊ちいさかかがくのとも『むしのへんしん』ができる。絵は辻川奈美さん。
・8月① 忙しくて会えていなかった妹と2年ぶりに話す。会って話すことのたいせつさを再確認する。
・8月② 石澤由松とドラマーの武田チャッピー治さんが再会、太田惠資さんと3人で穐吉敏子JAZZミュージアムでライブを開催。宮澤賢治の「龍と詩人」を朗誦伴奏。
・9月 長めの原稿にとり組む(写真なし)。

・10月 セイボウのなかまを見る。ことしは花を訪れる昆虫たちを、幾種類も見ることができた。
・11月 長めの原稿にとり組む(写真なし)。
・12月① 宮澤賢治の朗誦伴奏会「102年後の出版祝賀会」を穐吉敏子JAZZミュージアムにて開催。ゲストに太田惠資さん、演目は『注文の多い料理店』から「序」や「烏の北斗七星」など。
・写真② ライブのチラシデザインを吟味しようと決め、息子に描いてもらう。Tシャツなどのグッズも作り、予想以上の皆さんに買っていただく。
改めて肝に銘じたことは、
目を凝らさなければ見えないものがあり、
声に出さなければ分からないことがある。
動かなければ出会えないものやひとがあって、
書かなければ、決して完成しない作品がある。
以上4点を来年もたいせつにしたい。
皆さま、よいお年をお迎えください。